BUYMA(バイマ)の海外買い付けでワシントン条約に引っかかった痛い通関トラブル

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「世界中の会いたい人、行きたいところに行くのが私。」アパレルバイヤー、コンサルタント。ニューヨーク留学でファッションビジネスに興味を持つ。東京都在住。好きなことは、海、島、ネコ、ひとり旅。もっと自分に素直に、そして自由に生きたい人にメッセージを送ります。

こんにちは!Maki です。

BUYMAの海外買い付けで、無事に発送は済んだけれど、

待てども、待てども、荷物が届かない!正直これはよくありますが、

本当にハラハラして、届くまで心配ですよね。

今回、お話しするのは、通関で荷物がストップしてしまい、あせったケースです。

海外買い付け商品が遅延、届かない、まず気をつけること。

いつもより商品の到着が遅い。。。

そんなときのクレームを防ぐには、まずはご注文を頂いた時点で、必ずお伝えしておくべきことがあります。

海外発送では

天候不良、配送会社の遅延、通関の手続きに時間がかかる場合があること、

また到着予定は大まかな目安であること

しっかり説明しておきましょう。

 

次に、商品の到着がやはり遅れてしまったら、

早い段階で、お客様にメッセージを送ります。

海外発送では到着の遅延があることはよくあるのでご安心くださいとお伝えし、

お詫びのメッセージとともに、

しばらくお待ち頂けるようお願いをします。

 

次に通常の配送遅延ではない場合、

通関が混んでいて時間がかかっている、もしくは通関で商品が引っかかっている可能性があります。

まずは税関に問い合わせてみましょう。

ワシントン条約で通関に引っかかってしまった!

さて、海外買い付けにも慣れてきた頃の体験談です。

今回もまた、配送遅延、いつものケースだろうと思っていたら、

お客様から、メッセージが。。。

 

「税関から連絡が来たんですが、ワシントン条約に引っかかるようで、

学術名を教えてくださいと言われたのですが?」

 

え!どうしよう?学術名?ワシントン条約?予想外の出来事にあせりました。

(ちなみにカメを使った商品じゃないですよ!)

 

あわてて経済産業省のホームページで、ワシントン条約について調べました。

学術名とはラテン語の国際的に共通の動植物の名前のことでした。

 

そして、その動物について調べてみると、

野生なのか、飼育された動物かによって、学術名が分かれていたのです。

その学術名をしっかり明記しなければいけない商品でした。完全にミスでした。

 

正しい学術名を税関にお伝えし、無事、通関手続きが済み、お届けすることができました。

本当に心の広いお客様でしたので、一度もお怒りになることなく、

(高額商品をお買い求めになるお客様は、お取引がスムーズでクレームになるケースは稀です。)

最後にはとても温かいメッセージを頂き、ホットしました。

まとめ

私のように、ワシントン条約に引っかかって、税関でストップしないために。

出品する前に変わった素材を使った商品の場合、ワシントン条約に引っかかる可能性があるか、

しっかり確認してから出品しましょう。

 

必要書類を添付すれば輸入できる商品、それとも輸入自体ができない商品があります。

またルールも変更されるので、定期的に確認しておくことで、トラブルを防ぐことができます。

事前に防げる配送遅延は防いで、自分のストレスは極限まで減らし、お客様の満足度を着実に上げていきましょう!

 

 

 

 

 

 

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