サッカー場で驚いた食べ物を平気で捨てる人達。食品ロスを減らす方法は?

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「世界中の会いたい人、行きたいところに行くのが私。」アパレルバイヤー、コンサルタント。ニューヨーク留学でファッションビジネスに興味を持つ。東京都在住。好きなことは、海、島、ネコ、ひとり旅。もっと自分に素直に、そして自由に生きたい人にメッセージを送ります。

先日、奈良県生駒市で家庭内の食品ロス削減に向けて活動として、

食品トロック」と呼ばれるイベントが行われました。

トロックの意味はフランス語で物々交換で、

今回の生駒市のイベントでは、家庭内の賞味期限内の未開封の食品や缶詰、ドリンク、
参加者は持ち込んだ品数と同じ数の品と交換ができます。

まず良いなと思ったのは物々交換だから、お金がなくても誰でも楽しんで参加できること。

そして、こういったイベントを告知することで食品ロスを意識する人が増えること。

まだ食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」。日本では、年間646万トン。アジアワースト1位、世界でも6位だそうです。

こういった一般の人が楽しんで参加できる環境問題のイベントがどんどん日本中に、

そして世界中に広まって欲しいと思います。

 

今回の生駒市のイベントを聞いて、私が思い出したのが大学生の時のバイト。

サッカー場の入場券の受け取り、案内、清掃まで担当したのですが、

その中で、1番驚いたのはゴミの仕分けをした時。

お菓子やお弁当、ケンタッキーの箱、ドリンクなど
外から持ち込んだものや、会場で購入したものが、

完全に未開封の状態で捨てている人が本当にたくさんいるんです。信じられますか?

 

それを見てみんなで本当にもったい無いよね。と言って

未開封のお菓子など持って帰って家で食べたこともあります。

 

未開封なら一体何のために買ったんですか?

買ったけど、持って帰るのがめんどくさくなったから、捨てるんですか?

お腹いっぱいだから、捨てるんですか?

 

食べ物を買って未開封で捨てるくらいなら、

最初から買わずに、そのお金を被災地や食べ物に困っている人達に募金すべき。

地球温暖化や、プラスチック問題、食品ロス問題、
地球規模で考えると、自分一人が動いたって力にならない、今さら遅いと思うかもしれない。

けれど、自分さえ良ければいいと思ってきた一人一人のツケが今大きくなって

地球温暖化を引き起こしていると思う。

 

国はなんでもかんでも税金をかけるんじゃなく、

ペットボトルやスーパーのビニール袋、プラスチックの使い捨てフォークやスプーン、タバコや、ゴミの処理、

環境に悪いものにもっと高い税金をかけるべきだと思う。

スーパーやコンビニのビニール袋は一枚1000円くらいにすべきだと思う。

そうじゃないと動かない人がたくさんいる。

そして、自分が出来る身近なことって何だろう?

  • 不必要な物や食品を買わない、バッグにはいつもエコバッグを入れておく。
  • 買ったものは最後まで使い切る。
  • ゴミはきちんと仕分ける。ペットボトルのドリンクは買わない、タンブラーや水筒を持つ。
  • 使い捨ての物より、繰り返し使える物を選ぶ、不要になったら、捨てるより、それを必要としている人はいないか探してみる(ヤフオク、メルカリ、ラクマ、paypayフリマなど)

 

また、食品ロス削減アプリも家やオフィスの近くにお店があれば便利です。

  • 月額1980円で1日2回まで食品を持ち帰れる、Reduce go
  • 余剰食品を低価格でフードレスキューできる、TABETE

Reduce goは月額制で1日2回まで食品を持ち帰れますが、加盟店がまだ少ないのでこれから増えることに期待。家の近くにいくつか加盟店があれば、その都度金額を考えなくていいのでとても便利。

TABETEは都心が中心ですが、加盟店も多く、月額制ではないので、会社の帰りや、ちょっとお出かけした時に検索してぶらっと立ち寄るのに便利。また食品ロスになってしまう前にお店に行くことを、「レスキューする」と表現していて、とても素敵だと思います。私の好きなレストランやパン屋さんも加盟していて、見ていて楽しくなるアプリです。

 

そして、これからは環境問題を解決するには、

めんどくさい、つらい、続かない方法ではなく、リサイクルに貢献したらポイントがもらえたり、食品ロス削減を楽しめるアプリや、「食品トロック」のように楽しんで誰でも参加できるイベントなどが増えることが必要だと思う。

最後に、こういったイベントやアプリがもっと増えて、環境問題を意識する人が増えますように。

 

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